マーケティングにおけるデータ活用の大きな支援に

 

ホーユー株式会社 様

1905年創業、ヘアカラーを中心とする頭皮化粧品の専業メーカーであるホーユー株式会社様とのお取り組みは、2020年にスタートしました。DMPを構築される以前のデータ活用に対する課題や構築後のLegolissとのお取り組み、今後のデータ活用についてまで、ホーユー株式会社コンシューマー事業本部 商品企画室 デジタル開発課の石井芳行さんと苅籠毅さんにお話しを伺いました。

DMPの構築スタート…新たな課題にぶつかる

当社では2019年まで、「CIELO(シエロ)」や「Bigen(ビゲン)」、「Beautylabo(ビューティラボ)」などのホームカラーリング剤をはじめとする商品別の広告や販売のデータ、また自社サイトに訪れているユーザーのデータを一括で管理するシステムやそのシステムを管理する体制が整っていませんでした。
当社では長年にわたり、TVCMに代表されるマス主体のコミュニケーションに重きをおいてきた経緯があり、商品を売ること以外での「顧客への寄り添い」のような、広い意味でのマーケティングができていなかったことが私達にとっての課題でもありました。そのため、まずはデータをしっかり見ていく、蓄積したデータをマーケティングに活かしていくことを目指して、2019年の10月にDMPの構築を完了させました。ただ、この時点では「“箱”は作ったけれど活用することができていない」という状態ですので、構築完了すると同時に、DMPのデータを可視化するための仕組みを整備することとしました。つまり、次の課題として、ダッシュボード開発を行う必要があるわけですが、当社のリソース上、内製することは容易ではないですし、活動の速度を落としたくなかった為、その部分はアウトソースすることとしました。

パートナーに選んだ決め手は、提案力と“寄り添い方”

実は今回の取引が始まる2年ほど前に、人づてにLegolissをご紹介いただいた経緯があり、当時からデータを活用したマーケティングの仕組みづくりについてご相談させていただいていました。当時は正式な取引としてご相談していたわけではなかったのですが、真摯に様々なアドバイスや情報を頂けまして、機会があればお仕事としてお願いできればと思っていましたところ、ちょうどDMP構築が完了し、いよいよデータの活用を始める際のパートナーを探す際にお声掛けさせていただきました。
そんな真摯な “寄り添い方”が Legolissをパートナーに選んだ理由です。

ダッシュボードで顧客の動向を「見える化」

Legolissとのお取り組みで作成したダッシュボードは、当社の希望を尊重して作っていただいたものでした。「こういった目的でダッシュボードを作りたいです」と、当社の意見をベースに作ったダッシュボードだったのですが「もっとこうしたほうが良いのでは?」「こんなデータは入れなくていいんですか?」など、Legolissの提案を盛り込みながら、ブラッシュアップしていただきました。分析にしても、ダッシュボードの見せ方ひとつにしても、常にホーユーの立場に立って、同じ目線で作成いただいた点が本当良かったです。
現在は作成したダッシュボードを私達のデジタル開発課内のみで活用していますが、これらの活用を通じてダッシュボードを更に改善し、ゆくゆくは社内での共有や、活用の場を拡げていくことを考えています。週一回の定例でも、普段のやり取りでも、どんなリクエストにも即時にレスポンスをいただき、ご対応いただけるので、スピード感を持って取り組みが進んでいます。
また現在は「どんなデータがたまっているか」という顧客分析のダッシュボードなどもリアルタイムで即時反映できるようになりましたし、外部データの連携も進めていますので顧客の行動や興味関心が更に「見える化」できる見込みです。当社のデータ活用が一歩一歩進んでおり、価値ある取り組みだと思っています。

信頼が持てる提案力ときめ細やかなサポート

最後に、Legolissの魅力はどこですか?と尋ねてみると…

[word_balloon id="unset" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" src="/wp-content/uploads/2020/05/hoyu_logo-300x100.png" avatar_hide="false"]当社からの相談事に対してのご提案力やきめ細やかなサポートで、柔軟性に魅力を感じています。私たちは、“データ”や“ダッシュボード”などに関してはまだまだノウハウが不足していますので、同じ目線でご提案していただけること、またご相談できることが我々の活動の支えや後押しになっています。[/word_balloon]

【オンラインイベント登壇のお知らせ】「PLAZMA 11」 DXがビジネスにもたらす 機敏さ(アジリティ)としなやかさ(レジリエンス)

【オンラインイベント登壇のお知らせ】
 
加藤英也が登壇いたします。
 
5月19日(火)20日(水)
「PLAZMA 11」
DXがビジネスにもたらす
機敏さ(アジリティ)としなやかさ(レジリエンス)
 
オンライン開催
参加費無料(登録制)
 
Legolissは
5月19日(火)15:45〜16:15
【Case Study】
加藤英也がTMI総合法律事務所 パートナー
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング
代表取締役 弁護士
大井 哲也 様と登壇いたします。
 
《プライバシー時代にデータを活用する企業が向き合わなければいけないこととは?》
企業はプライバシーとの距離感をどう保ちながらマーケティング活動を推進していくのかお話させていただきます。
 
16:15〜16:25
【Lightning Talk】
加藤英也
 
《"つなぐ、つなげる”で進化するデータマーケティングの未来》
生活者との継続的なつながりがビジネスの成長においてより重要になってきている昨今、データ×マーケティングの進化を捉えていく必要性についてお話いたします。
 
視聴無料となりますのでぜひご参加ください!
 
https://plazma.red/event-plazma-11/
 

自社でのデータの分析・可視化が実現!新たな施策が可能に

株式会社WOWOWコミュニケーションズ様

現在、自社のCDP(Customer Data Platform)導入をし、全社的にデータドリブンな意思決定を推進している株式会社WOWOWコミュニケーションズ様とのお取り組みは、2014年にスタートしました。当時抱えていた課題やLegolissとどのような取り組みを進めてきたか、株式会社WOWOWコミュニケーションズ マーケティング部マーケティング課の横関彩さんにお話を伺いました。

デジタルシフトに注力し、プライベートDMPの構築をスタート

株式会社WOWOWは、日本国内での有料放送を事業の中心としている企業です。その子会社として、1998年にWOWOWコミュニケーションズが設立され、コールセンター事業をスタートさせました。その後、WOWOWは2014年にデジタルシフトに注⼒し、2020年までに総合エンターテインメント企業になるための中長期計画「ビジョン2020」を発表しました。この計画では、有料放送だけでなくWebサービスの展開やリアルサービスを開発する、といった目標を掲げました。そして「従来の有料放送の会員ではないユーザーとどのように接触していくべきか?」を考え、チャネル横断的に会員情報を把握するために、まずはプライベートDMPの構築を始めました。

CDPの導入から構築、ニーズに合ったサポート

その後、2016年頃にはWOWOWではプライベートDMPの構築が完了し、顧客データを統合管理できる基盤が整った状態になりました。その後、プライベートDMPによる会員管理だけでなく、会員以外のユーザーまで領域を広めた分析が必要だと考えArm Treasure Data CDP(以下:Treasure Data)を導入しました。それまではAWS(Amazon Web Service)の構築をコンサル会社にお願いしていましたが、現場で寄り添って一緒に考えてもらえ、さらにTreasure Dataの導入にあたる仕組みを作るインプリメントやマーケティングの上でもサポートしてもらえる、この両方ができる企業を探していたところLegolissに出会いました。パートナーとしてお取り組みがスタートした当初、代表の酒井さんがWOWOWに半常駐してくださり、会社の言葉の定義や加入や解約の状況、さらに経営課題までも吸収してくださり、WOWOWのニーズにしっかりと向き合ってサポートをしてくれました。

戦略や施策、組織体制の構築も“二人三脚”で

Legolissとのお取り組みの一番の成果は、Treasure DataをWOWOWにフィットする形に構築してもらえたことです。Treasure Dataはツールを入れただけでは何もできません。テーブルの構造を考え、データをどうやってリフレッシュしていくかをしっかりと機能にあった形に作らないといけない。さらに導入した当時はSQLを書ける人間が、WOWOWグループ全体に1人も在籍していませんでした。そこで全面的にサポートしてくれたのがLegolissです。タグの設置やテーブルの設計、ダッシュボードの作成など、広告施策にデータを活用できる状況を整えていただきました。とは言え、何かが起こった時に社内で誰も対応できないというわけにはいかないので、自社でもSQLを書ける人材を採用し、Legolissの社員の方に一からトレーニングしていただきながら、スキルの吸収をさせていただきました。そんな手厚いサポートにより、現在は自社で分析やTableauによるデータの可視化ができるようになり、大きな戦略や施策の実行がより可能になりました。またWOWOWとして抱えている経営課題などに対する分析の目線付けや進め方もサポートしていただいています。新たな視点をもらいながら、課題の解決から次の課題に向けた施策、全社的にデータを経営に生かしていく体制の構築まで、まさに二人三脚でプロジェクトを進められています。信頼できるパートナーであるLegolissとの新たなお取り組みによって、今後さらにWOWOWグループとしての売り上げに貢献していきたいです。

データ活用におけるスキルや知見を吸収できるパートナー

最後に、Legolissの魅力はどこですか?と尋ねてみると…

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データ活用の仕組みに対しての取り組みをサポートしていただきながら、かつマーケターの目線を持ちながら効果計測やそれに基づく施策の展開を一緒に考えてもらえるところがLegolissの大きな魅力です。WOWOWとしてもWOWOWコミュニケーションズとしてもLegolissから色々なスキルや知見を吸収させてもらいながら“自走”することができています。
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クライドの「ADMATRIX DSP」が TAPAD社のクロスデバイスマッチング技術を導入

株式会社Legolissは、インターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードの子会社でアドテクノロジー開発を行う株式会社クライドの広告配信プラットフォーム「ADMATRIX DSP」に、クロスデバイスマッチング技術で米国大手のTapad Inc.が提供する「The Tapad Graph(TM)」を導入頂きました。

近年、スマートフォンの普及などによりインターネットの利用シーンが拡大するにつれて、同一ユーザーが複数のデバイスを活用する機会も増え、デバイスを横断した広告配信のパーソナライズ化が求められるようになっています。 「ADMATRIX DSP」の広告配信機能のひとつである「オフィスターゲティング配信」は、独自の技術(※DOI)とクライドが保有する企業IPアドレスをもとに国内の企業・業種にターゲティングすることが可能です。これにより、企業へのアプローチ手法として注目されているアカウントベースドマーケティング(ABM)の観点からも、広告主様に高く評価されています。今回、Tapad社が提供する判定精度の高いクロスデバイスマッチング技術「The Tapad Graph(TM)」を新たに採用することで、同一ユーザーの社用のデスクトップPCやモバイルデバイス、自宅のPCを含む複数デバイスを横断した、ターゲティング広告配信とコンバージョン計測が可能になります。間接的な効果を可視化することで、広告主様のマーケティング施策の精度向上と、より正確な効果検証ができる環境を提供します。

昨今の、働き方改革の推進やテレワークが推奨される状況下により、ユーザーの働く場所、環境が急速に変化しつつあります。クライドは、今後もユーザーのワークスタイルの変化をとらえた積極的なプロダクト強化を推進し、機能の拡充と広告運用の効率化に努め、企業のデジタルマーケティング活動をより一層サポートしてまいります。

■Tapad Inc. について Tapadは、クロスデバイスソリューションのグローバルリーダーです。
Tapadグラフ及び同社関連ソリューションは、ブランドと消費者を繋ぐ為の、プライバシーに配慮した透明性の高いアプローチを世界各国で提供し、マーケティング担当者のKPI達成を支援しております。 また、Tapadはその革新性や企業風土が業界全体で評価され、2019年にOne World IdentityのTop 100 Influencersに選出される等、数々の賞を受賞しています。 ニューヨーク本社の他、シカゴ、ロンドン、オスロ、シンガポール、東京にオフィスを構えています。 Tapadの事業内容等の詳細については、 http://www.tapad.com/ をご覧ください。

 

<会社概要>

会社名 :Tapad Inc.
代表者 :CEO Sigvart Voss Eriksen
設立:2010年
所在地 : 551 Fifth Avenue, 9th Floor, New York, NY 10176
事業内容 :クロスデバイスソリューションの開発、販売
URL :https://www.tapad.com/


会社名 :株式会社Legoliss
代表者 :代表取締役 酒井 克明
設立   :2015年2月19日
所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷 3-8-7 bLocks
事業内容 :デジタルマーケティング支援事業、データマーケティングプラットフォーム構築支援事業、マーケティングトレーディング事業
URL :https://legoliss.co.jp


会社名 :株式会社クライド
代表者 :代表取締役社長 服部 司
設立   :2017年5月31日
所在地 :東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8階
資本金 :10百万円 (2018年5月現在)
事業内容 :アドテクノロジー事業、スマートフォン向け動画アドネットワーク事業、広告代理店事業、メディア開発事業
URL :https://www.craid-inc.com

 

【5月14日開催:オンラインイベント】“プラットフォーマーの動きから見るデータマーケティングの未来”

【Legolissオンラインイベントのお知らせ】

 

<概要>
Google、Apple、Facebook、Amazonなどのプラットフォーマーが市場に大きな影響を与え、常にそのマーケティング環境は変化し続けています。そのような環境の中で企業はデータを活用したマーケティングをどう推進していくのか。依存と自走の間で企業が向き合う現状と考え方について皆さんからの質問にお答えしながらお話しします。

■日時:5月14日(木)16:00-17:00(ログイン開始可能時間15:50〜)
■参加費用:無料(事前参加登録必須)
■スピーカー:株式会社Legoliss
       加藤英也
■ゲスト:LIFT合同会社
     代表取締役 岡田吉弘

お申し込みはこちらから
https://forms.gle/UyQpW312RYsf5LYe6
※ご登録された方に、後日ログインURLとパスワードをお送りさせていただきます。

ご興味のある方はぜひこの機会にご視聴ください!
視聴無料となります。

データを活用した“一気通貫”のマーケティング施策が実現

キヤノンマーケティングジャパン株式会社様

多くの企業がデータ構築や分析の必要性を感じ、どのようにデータを活用していくかという課題を抱えています。そんな中、Legolissが一緒にお取り組みをさせていただいたキヤノノンマーケティングジャパン株式会社様もまた、当初データ活用に関して大きな課題を持っていました。お取り組みスタート以前に社内で抱えていた課題やLegolissをパートナーに選んだ理由まで、デジタルマーケティング・EC企画センターEC企画部 BtoC・EC企画課の因幡拓哉さんにお話しを伺いました。

費用対効果の可視化を目的としたデータ活用をスタート

当社は2014年にデジタル化によるお客様のライフスタイルや購買行動の急激な変化にビジネスを対応させるべく、社内にデジタルマーケティングを推進する専門部門を立ち上げて取り組んでいます。私は、デジタルカメラや家庭用プリンターなど、BtoC向けの製品のプロモーション領域では欠かせなくなっているwebサイトやデジタル広告などを中心としたデジタルマーケティング施策を担当しました。当初、従来のマス広告施策のアプローチから抜け出せていない課題がありました。具体的には、一担当者の経験や感覚でメディア選定や予算決めを行っている状況であり、「戦略的に届けたいお客様へ製品の認知を広げられているか」「費用対効果は最大化できているか」という課題に直面していました。またもうひとつ抱えていた課題は、「広告代理店に依存したプランニング」を行っていたこと。それにより社内に知見が溜まらず、ノウハウが全て外部に流出しているという状況でした。そこで、費用対効果を可視化するためにはどうするべきかを社内でしっかりと考え、デジタル広告施策の一部を担っていただいていた酒井代表に相談し、まずデータ構築のための環境を整え、データをしっかりと使える人材を育成し、プランニングできる体制を作る、という取り組みをスタートさせました。

「顧客の見える化」が実現し、意思決定がスムーズに

Legolissをパートナーに選んだ最も大きな理由は、システムとマーケティングの両方の知見を持ち、データ活用に関して信頼できるところでした。私が、マーケティング課題や社内に抱えている課題などのいわゆるビジネス全体にわたる課題について幾つか伝えると、芯をとらえたリアクションを必ずしてくれ、対応策を提示してくれます。前段でもお話ししたように、大手広告代理店にお願いするという選択枠はなく、フラットな立場にいるLegolissにパートナーとしてサポートしてもらいたいという思いがありました。この取り組みで、それまで可視化できていなかった費用対効果をArmTreasure Data CDP(以下:Treasure Data)やTableauで可視化させることが実現できました。

弊社は、量販店様のもつオフラインのチャネルを通じてデジタルカメラや家庭用プリンターを販売するビジネスモデルのため、デジタル広告のCTRやCPAなど媒体側の指標は見ていましたが、広告に接触したけど実際に商品を購入したかまでは追いかけられていませんでした。Treasure Dataを使い、広告のデータと我々が持っていた会員データを繋ぎ合わせる環境をLegolissに構築してもらい、媒体Aと媒体Bと媒体Cのどれがお客様へ最も届き購入に繋がったのかを可視化することができしました。それによってマーケティングの費用対効果も改善でき、社内の様々な意思決定にも役立ちました。

Legolissは「パートナーに深く寄り添ってくれる、貴重な存在」

最後に、Legolissの魅力はどこですか?と訪ねてみると…

[word_balloon id="unset" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" src="/wp-content/uploads/2020/01/canon_04.png" avatar_hide="false"]Legolissの魅力を一言でいうと、データ構築から分析、広告を使ったマーケティングまでをまさに“一気通貫”でできるところです。 構築とマーケティングのプランニングを両方できる、これはなかなかいない貴重な存在です。当初は構築のために毎日のように担当者に通ってもらい、データの整理からダッシュボードの作成までタイトなスケジュールで進めていきました。そして、Treasure Dataの設計、作成したダッシュボードをベースに3rd party dataを繋げて広告配信まで、深く寄り添ってもらいながら取り組みました。そんなLegolissのサポートにより、デジタルマーケティングの活動がしっかり行えるようになり、データへの社内意識も変わりました。[/word_balloon]

TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング、三井物産とLegolissがPrivacy X Tech分野での包括的な業務提携を実施 ―本年改正個人情報保護法に対応したデータの利用可否診断サービスを第一弾として提供―

 

三井物産子会社の株式会社Legoliss(本社:東京都渋谷区、代表取締役:酒井克明)は、TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大井哲也、以下 TMI P&S)及び三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫、以下 三井物産)と、TMI P&Sが提供するデータマッピングサービス及び三井物産・Legolissが提供する各種アドバタイジングテクノロジー、Privacy X Techの導入及び販売にて、包括的な業務提携を実施する運びとなりました。

今後はTMI P&S社のコンサルティングサービスと、三井物産子会社Legoliss社の各種サービスのクロスセルを皮切りに、三井物産を通じてソーシングしたPrivacy X Techも含む総合的なデジタルマーケティングサービスの拡販を目指します。

Apple Inc.、Google LLCよりcookie利用規制が実施される状況下、自社顧客情報(1st Party Data)が益々重要性を増すことが想定されます。一方、GDPR(EU一般データ保護規則)、CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)の発効、そして、日本での個人情報保護法の改正が相次いで発表される昨今、様々な企業において、意図しないデータ不正利用は頻発することが予想されます。

斯様な状況下において、各企業が自社で保有するどのデータに活用価値があり、想定する利用形態のためにはどのような方法でユーザーから利用同意(オプトイン)を取り付け、どのように管理する必要があるのか、また、自社データで足りない場合、どこからデータを購入して活用することが考えられるか等、データの利用価値を最大化するサービスを提供することが求められると考えております。そこでTMI P&Sによるデータの利用可否診断サービスと、Legolissによるデジタルマーケティングサービスを複合的に提案することを皮切りに、三井物産が欧米企業を中心にソーシングして国内展開するPrivacy X Techも活用した総合的なデジタルマーケティングサービス拡充に努めて参ります。また各社の知見・パートナーを統合した新しいサービスとしては、CMP(Consent Management Platform)構築サービスの展開等を想定しております。

各社の役割:
■TMI P&S
  • 世界各国のデータプライバシー規制対応やデータ活用ビジネスの知見を生かしたデータガバナンス支援
  • プライバシーやデータ活用プロセスの透明性、消費者からの信頼性確保のための事業構築のコンサルティングサービス提供

■Legoliss

  • 三井物産と連携した、世界各国のデータプライバシー規制強化の潮流の中で新しく生まれた関連サービス・技術を保有する国際企業のソーシング、パートナーシップの構築
  • データマーケティングプラットフォーム構築支援事業での知見・ネットワークを通じた、関連サービスの展開。
  •  
<TMI P&S概要>
代表者: 代表取締役 大井哲也(TMI総合法律事務所パートナー弁護士)
事業概要: データ利活用及びサイバーセキュリティ対応支援(データ活用ビジネスに専門特化したデータアナリティクス、フォレンジックサービス、データセキュリティ体制構築のコンサルティング)
所在地: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー23階
株主: TMIベンチャーズ株式会社
 

【4月28日開催:オンラインイベント】クロスデバイスの現在と今後の可能性は? 〜環境が変化してもユーザーを捉え続けるために〜

【オンラインイベントのお知らせ】

 

<概要>
スマホ等の普及によりデジタルデータはデバイスごとに大きく分断されています。しかしながらマーケティングの目的は生活者ごとに適切にメッセージを届け、ビジネスのファンを増やしていくこと。分断を理由にユーザ体験を犠牲にすることはできません。コロナウイルスの影響もあり社会の行動が大きく変わる中、どのようにしてクロスデバイス技術で生活者のデータの解像度を高めるのか、その現状と可能性についてお話しします。

■日時:4月28日(火)14:00-15:00(ログイン開始可能時間13:50〜)
■参加費用:無料(事前参加登録必須)
■スピーカー:株式会社Legoliss
       データアーキテクト
       加藤英也
       株式会社Legoliss
       プロダクトソリューション事業部
       マネージャー 中原有規

お申し込みはこちらから
https://forms.gle/edK6389fMvcyzhcS8
※ご登録された方に、後日ログインURLとパスワードをお送りさせていただきます。

ご興味のある方はぜひこの機会にご視聴ください!視聴無料となります。

Legoliss、Tapadのクロスデバイスソリューションの日本展開を開始

株式会社Legoliss(本社:東京都渋谷区、代表取締役:酒井克明、以下Legoliss)は、クロスデバイスマッチングの米国最大手Tapad, Inc.(ニューヨーク州、CEO:Sigvart Voss Eriksen、以下Tapad社)のクロスデバイスソリューションの国内展開を開始致します。

Tapad社は、独自の“クロスデバイスマッチング”技術を基に、PC・スマートフォン等の複数デバイスに跨がる同一ユーザーを推定し、ユーザー単位に最適化された広告配信やコンテンツレコメンデーション等を可能にするデータグラフ(以下Tapadグラフ)を提供しています。Tapadは北米を始め、南米、欧州、アジアで事業を展開しており、Tapadグラフにはグローバルベースで、40億のアクティブIDが蓄積されております。Legolissは、親会社の三井物産(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫)を通じてTapadと提携し、日本国内でTapadグラフの販売を開始します。

「三井物産及びLegolissと提携し、グローバルで展開しているクロスデバイスソリューションを日本で提供できることを大変嬉しく思います。2020年、そしてその先に向けて、私たちのパートナーシップが、日本市場でのカバレッジを拡大し、ブランドや代理店のビジネスに貢献できることを楽しみにしてます。」(Tapad SVP Global Partnerships Christopher Feo氏)

「CDP構築支援や広告運用といったLegolissの既存事業で培ったノウハウとの組み合わせにより、付加価値の高いサービスを提供して参ります。Tapad社とのパートナーシップを通じ、複数のデバイスをまたいだユーザーの効果把握や、デバイスをまたいだユーザーへの効果的なコミュニケーションを実現して、お客様/パートナー様のデータビジネスの発展に寄与して参ります。」(Legoliss 代表取締役 酒井克明氏)

<Tapad, Inc. について>
Tapadは、クロスデバイスソリューションのグローバルリーダーです。
Tapadグラフ及び同社関連ソリューションは、ブランドと消費者を繋ぐ為の、プライバシーに配慮した透明性の高いアプローチを世界各国で提供し、マーケティング担当者のKPI達成を支援しております。
また、Tapadはその革新性や企業風土が業界全体で評価され、2019年にOne World IdentityのTop 100 Influencersに選出される等、数々の賞を受賞しています。
ニューヨーク本社の他、シカゴ、ロンドン、オスロ、シンガポール、東京にオフィスを構えています。
Tapadの事業内容等の詳細については、www.tapad.comをご覧ください。

 

「ORDERMADE TOKYO」に 代表 酒井のインタビュー記事が掲載されました

リアルゲイト様の「ORDERMADE TOKYO」に代表 酒井のインタビュー記事が掲載されました。

昨年12月に移転した新オフィスに込めた思いや今後のLegolissの展望についてお話しをさせていただきました。

ぜひご一読ください。

【ORDERMADE TOKYO】
vol.065
一棟を自由にデザイン。思いの積み重なった空間「bLocks」
http://ur0.work/5ovL