【12月9日開催:オンラインイベント】新しい顧客体験の作り方 〜マクアケ様の事例公開〜

【オンラインイベントのお知らせ】

※こちらのイベントは終了いたしました。

<概要>
一人ひとりに合わせた顧客体験を提供し、その価値を高めることが重要視される今、アタラシイものや体験の応援・購入ができるサービス「Makuake」を運営するマクアケ様も、0次流通市場という新しい購買体験を提供されています。
本セミナーでは、マクアケの佐藤様とセールスフォース・ドットコムの徐様をゲストにお招きして、マクアケ様の顧客体験事例をご紹介させていただきます。

【開催概要】
日時:12月9日(木) 14:00-14:50
会場:オンライン​(zoomウェビナー)
参加:無料​(事前登録制)

【登壇者】
<Guest Speaker>

佐藤 弘毅
株式会社マクアケ 開発本部

1991年1月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、株式会社コロプラに入社し、ライトゲームの開発や人気タイトルのディレクター業務などを担当。 その後エブリーにジョインし女性向けライフスタイル動画メディア「KALOS」のコンテンツ企画制作やSNS改善、ECの立ち上げやライブコマース事業を担当。 その後、マクアケにジョインし、CRM領域のメルマガやpushの最適化、Web/アプリの改善に従事。

徐 佑鎭 氏
株式会社セールスフォース・ドットコム
マーケティングクラウド営業本部 マーケティングクラウド第三本部  第七営業部アカウントエグゼクティブ

前職広告代理店、DSPの販売などの経験を経て、2019年より株式会社セールスフォース・ドットコムへ入社。 顧客へのデジタルマーケティング領域の支援としてセールス業務を担当し、さまざまな業界へセールスフォース製品の導入、活用支援に従事。

<Moderator>

窪田 恭紘
株式会社Legoliss
データマーケティング事業部 テクニカルディレクター/データアナリスト

大学院卒業後、家電量販店でカメラ・プリンタなどの商材を中心にメーカー製品の販売業務に従事。その後、大手インターネット企業でネットショッピング事業に携わり、出店企業や個人事業主のコンサル営業に従事。食品からファッション、美容・健康など、幅広いカテゴリのクライアントを担当し、広告やCRMツール等を活用した顧客獲得・育成の提案など幅広いサポートを行う。その後、Legolissに参画し、Salesforce Marketing CloudなどのMAツールの実装・運用、TableauなどのBIツールのダッシュボード構築などに従事。

 

◯お申し込みはこちらから事前登録をお願いいたします。
(Zoomの登録フォームに移行します)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_MpMRqAhMSMyIbM0O3ENTSw

◯イベントに関するお問い合わせはこちらまで
info@legoliss.co.jp

ご興味のある方はぜひこの機会にご視聴ください。

Legolissへようこそ!2022年度 新入社員内定式を行いました

Legolissは、11月2日に「2022年度 新入社員内定式」を開催いたしました。

※式中・写真撮影直前まではマスク着用、撮影時のみ飛沫感染に注意しながら撮影を行いました。

 

来年4月にフレッシュな4名のメンバーがLegolissにジョインいたします。

式は内定者のみなさんへ、代表の酒井と副社長の澤崎の挨拶からスタート。

続けて少し緊張気味の内定者4名の自己紹介、その後取締役の中嶋と小林より、各事業部紹介を行いました。

残り少ない学生生活を充実させ、4月にお会いできることをLegoliss社員一同楽しみにしています!

【Legoliss社員インタビュー】入社2年目のデータマーケ女子に聞いてみた。<後編>

Legolissに新卒で入社して2年目。データマーケ女子の河合七海さん(写真右)と田中絵茉さん(写真左)にインタビューをしました。

入社後、それぞれ別の事業部に配属され、約2年間どのように過ごしてきたのか、2人のリアルな声をお届けします!今回は後編です。

【Legoliss社員インタビュー】入社2年目のデータマーケ女子に聞いてみた。<前編>

 

まずは2人のプロフィールから

 河合七海(Nanami Kawai)

大阪府出身。愛称は「河合ちゃん」
大学時代は、情報システム技術を活用した、建築構造計画や建築・都市空間創生について学ぶ。現在、データマーケティング事業部データチームで、テクニカルディレクター/データアナリストとして活躍。CDP構築プロジェクトにデータアナリストとして従事し、20社以上が関わる複雑な大型プロジェクトにおいて、データの取込〜出力等の、他ベンダーとの連携が必要な業務を担当。細部まで徹底的に確認と調整を行い、プロジェクトを推進することを得意とする。 

田中絵茉(Ema Tanaka

東京都出身。愛称は「エマ」「エマちゃん」
大学時代は、組織管理論や経営管理論、ベンチャー企業論について学ぶ。現在、データマーケティング事業部マーケティングチームで、コミュニケーションプランナーとして活躍。入社後、Google、YahooTwitterFacebookTheTradeDeskSmartnewsAppleSearchAdsの広告運用に携わり、その後、大手フードデリバリー企業のLINE公式アカウント運用に従事し、クリエイティブディレクションから設定、分析、コンテンツ考案までを担当する。

 

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Legolissに入社して、データマーケ女子になってよかった点は?

 

河合七海(以下、河合):Legolissでは誰もが知っている大手企業の案件に携わることができるので、さまざまな業界の仕組み的なことが、データを通じてわかるところが面白い。現在エネルギー事業の企業様とアパレル企業様の案件に入っていて、どちらも小売業ですが、業種が異なると全く違います。例えば、コロナの影響の受け方も違うし、アパレル企業様だとセールの時期のデータを見たりすると「なるほど!」って思ったり。数値を見ると意外な動きもわかったりします。事業主側だと自社のデータのことしかわかりませんが、支援事業側だと色々なデータを見て、知ることができるので、そこが良い点です。

 田中絵茉(以下、田中):施策であったり、もちろんクリエイティブもですが、結果が数字に表れて、それを分析して、次にどうつなげていくか。感覚だけでなくて、幅広いデータの可能性を見ることができるのが、魅力です。いわゆる“データマーケ的”なところですね(笑)自分が関わったものが消費者に届いて、それが数字に表れることは、仕事していく上ですごく面白いです!

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仕事以外でのLegolissの魅力は?

田中:自由なところ!髪色やファッションもとにかく自由です。この間、ふと髪色を明るく変えて出社したのですが全く問題なく、みんなからのウケが良かったくらい(笑)

 河合:私もエマと同じ、自由なところと、オフィスが北参道にあるので、立地が良いところが魅力だと思います。会社の周りにお店もいろいろあるので、業務外でもランチでみんなと交流できるのがいいですね!あと、プライベートとのオンオフの切り替えがちゃんとできるところです。その日の業務は勤務時間内でしっかりやりますが、時間配分含め、わりと自分のペースでやらせてもらえています。

田中:あと、これは仕事面になりますが、ひとり一人の裁量が大きく、なのでもちろん責任も伴うのですが、自分の仕事がダイレクトにクライアントに貢献できている、と実感できるところも働く上での魅力です。

 

 

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これから身に付けていきたいスキルは?

河合:データを整理する仕事をしているので、自分がまとめたデータをどうやって活用していくか、どのくらい効率よくコスト削減してメールを送れているかとか、CDPに連携するMAに関しても勉強して、スキルを身に付けていきたいです。正しくデータを整理する業務をしていますが、それがいかに役立っているかまではわからないので。LegolissにはMAチームがあるので、一緒にやってみたいなって思っています。その後の活用・施策をもとに、さらにデータについての知識を培ったり、B Iも使えるようになれたり、データを整理した後に表やグラフを作成したり、そんな風にどんどんやれることを広げていきたいです。あともう少しお客様と会話を通してキャッチボールができるようになりたいです。今は何かあれば先輩がフォローしてくれますが、定例の進行も含め、最初から最後まで自分でクライアント側とコミュニケーションを取りながら、決定できるような人材になりたいです。

 田中:今はLINE運用がメインなので、SNS全般のスキルを身に付けたいです。L I N Eといえば「エマ」、Twitterといえば「エマ」、SNSといえば「エマ」って(笑)SNSのことならエマに聞けば何でもわかる!そんな人材になりたいです。なので、LINEだけでなく、TwitterInstagramFacebookのアカウント運用もやっていきたい。同時に広告運用のスキルももっと身に付けていきたいです。あとはチャレンジしてみたいことで言うと、今はクリエイティブ制作に関してはディレクションのみなので、実際に自分で作れるようになりたいのです。そのためにPhotoshopIllustratorも勉強したいですね。自分で作れるようになれば、デザイナー側に立って、「ここは指示が欲しいな」とか「ここは任せて欲しいな」という部分が理解できるんだろうなって思います。

 河合:あ!もうひとつ!コロナ禍でテレカンでの会議が増えましたが、パソコンの画面越しの印象と実際に対面で会ったときの印象って違うと思うんです。テレカンだと画面オフで声だけのこともあるので、相手に違う印象を与えてしまうことも。画面越しで印象が変わらないように、好印象に見せる術も身につけたいです(笑)

 

 

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2年目の2人にたっぷりとお話しを聞きました。事業部によって担当する仕事内容は全く異なりますが、Legolissの、データマーケの魅力が少しでも伝われば嬉しいです。3年目向けての、これからの二人の成長が楽しみです!

 

【Legoliss社員インタビュー】入社2年目のデータマーケ女子に聞いてみた。<前編>

Legolissに新卒で入社して2年目。データマーケ女子の河合七海さん(写真右)と田中絵茉さん(写真左)にインタビューをしました。

入社後、それぞれ別の事業部に配属され、約2年間どのように過ごしてきたのか、2人のリアルな声をお届けします!

 まずは2人のプロフィールから

 河合七海(Nanami Kawai)

大阪府出身。愛称は「河合ちゃん」
大学時代は、情報システム技術を活用した、建築構造計画や建築・都市空間創生について学ぶ。現在、データマーケティング事業部データチームで、テクニカルディレクター/データアナリストとして活躍。CDP構築プロジェクトにデータアナリストとして従事し、20社以上が関わる複雑な大型プロジェクトにおいて、データの取込〜出力等の、他ベンダーとの連携が必要な業務を担当。細部まで徹底的に確認と調整を行い、プロジェクトを推進することを得意とする。 

田中絵茉(Ema Tanaka

東京都出身。愛称は「エマ」「エマちゃん」
大学時代は、組織管理論や経営管理論、ベンチャー企業論について学ぶ。現在、データマーケティング事業部マーケティングチームで、コミュニケーションプランナーとして活躍。入社後、Google、YahooTwitterFacebookTheTradeDeskSmartnewsAppleSearchAdsの広告運用に携わり、その後、大手フードデリバリー企業のLINE公式アカウント運用に従事し、クリエイティブディレクションから設定、分析、コンテンツ考案までを担当する。

 

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ーデータマーケティング会社「Legoliss」を選んだワケは?

 

河合七海(以下、河合):大学は建築学科に所属し、プログラミングを少し勉強しました。行動シミュレーションで条件を変えて結果を集計して、そのデータを建物に活かす研究をしていたので「データで見える」ということがすごく面白いなと感じていました。今までの建築では「多分このくらい道が広い方がいい」と、感と経験で決めていたことが、データを見ることで「これくらいの道幅がいい」としっかり裏づけすることができます。またどうやってデータが取れるか、など学ぶことが面白かったので、データマーケティングの会社に興味を持ちました。

田中絵茉(以下、田中):両親が広告系の会社を経営しており、私自身も将来的に「人と情報をつなげる」仕事がしたいなと感じていました。それができる広告業界にはもともと興味がありましたが、データは目に見えるものなので、それをもとにした広告は確実に効果につながる、というところからデータマーケティングの会社により興味を持ち、Legolissを志望しました。

 

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ーLegolissに入社して、1年目で身に付いたスキルは?

 河合:入社してデータソリューション事業部に配属され、大手アパレル企業様のCDP構築の新規案件にアサインしてもらい、CDP構築の全体像を学びました。大学でもデータについて少し勉強しましたが、CDP構築については無知識。まず「CDPとは?」からはじまり、「データをもらうには?」「データをもらうために決めないといけないことは?」「データをもらった時に確認することは?」「データの取り込みテストですることは?」など、CDP構築のために必要な確認事項やデータを扱う際に注意しないといけないことをとことん学びました。担当している企業様が利用しているCDP(カスタマープラットフォーム )の基本的な使い方もマスターし、またSQLの書き方やさらに個人情報についてまで、とにかくデータにまつわる幅広いスキルが1年目で身に付きました。

田中:私はマーケティングソリューション事業部の広告運用チームに配属されました。GoogleYahooFacebookInstagramTwitterThe Trade Deskなど、さまざまな媒体の入稿をはじめとする運用方法を1年目で覚えることができました。途中で運用担当の先輩が辞めてしまったこともあり、営業担当と一緒に毎日模索しながら、自分でも色々と調べて、とにかくがむしゃらに勉強して、スキルを身に付けました。

 

 

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ーデータマーケティングについて、入社前とのギャップは?

河合:入社前は、データマーケティングの会社とはいえ、マーケティング・広告の会社だと思っていたので、CDPの構築のプロジェクトに自分がアサインされて、データを扱う仕事をするとは正直思っていなかったです。どちらかと言うと、CDP構築後に集めたデータをどうやって活用していくのか。マーケティングオートメーション(MA)事業に携わるのかなあ、と思っていたので。いい意味で想像と違いましたね(笑)

 

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ー1年目でこのスキルが身に付いて良かった!と思うことは?

 河合:CDP構築の基礎知識が身に付いたことは本当に良かったです。お客様と話すにしても前提がわかっていないと「何を確認したら良いのか」「何を自分で考えないといけないのか」がわからないので、こちらがちゃんと理解していないといけない部分が多いです。今お客様にどのデータについて、何を確認しないといけないのか、が分かるようになったのは、構築の全体像がつかめるようになったからです。CDPの構築・運用支援を主軸とするLegolissに入社して、ノウハウを身に付けることができたおかげです。

田中:現在も担当していますが、1年目の途中から大手デリバリーチェーンのLINE公式アカウントの運用も担当しはじめ、メッセージの作成や配信設定も行えるようになりました。1年目で大きく分けて「広告運用」と「LINE運用」の2つのスキルが身に付いたことは本当に大きかったです。あとは、クライアント提案もサポートで入っていたので、資料作成における構成やデザインの基礎的なことも、1年目で覚えることができました。

 

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ー現在の2年目の仕事内容を教えてください!

 

河合:1年目から担当している企業様の、CDP構築をした後の運用フェーズを中心に担当しています。CDPを利用してお客様が新しくやりたいことや変更したいこと、その実現に向けてサポートさせていただいています。具体的には、お客様から要望をもらい、CDPをベースに何ができるのかを整理します。いただいたデータと処理の状況を踏まえて、その要望を叶えるための方法を提案します。提案後は、お客様と擦り合わせをして、実際にデータをまとめるところまで行っています。もうひとつ、新卒の教育係もしています。データ処理で気をつけることやなぜこのテストが必要なのかなど、私も1年目で学んだ「CDP構築の基礎」を教えています。

 田中:仕事内容は主に、大手デリバリーチェーンのLINE公式アカウントの運用になります。クリエイティブ制作のディレクションからメッセージの配信設定、キーワードやコミュニケーション設計まで幅広く担当しています。週に1日はクライアント先に常駐して、友達数やCV(コンバージョン)の変化、プッシュメッセージの開封率など、担当者様と週次レポートを見ながら数字を分析して、PDCAをまわしながら運用しています。あと、イベントやキャンペーンに合わせた施策の提案も行っています。季節や配信日に合わせたコンテンツを決めたり、制作会社さんとデザインやトンマナの方向性を確認したり、とにかく盛り沢山の業務内容です!また、この運用スキルを展開していくために新規提案も担当しています。

 

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ー1年目と仕事内容で大きく変わったことは?

 河合:Legolissのクライアントは大手企業様が多く、案件の規模も大きいので、1年目でCDP構築・運用における一通りのパターンを知り、エラーやトラブル対応、実現方法まで経験してきました。1年目は先輩がお客様と話して決めたことを私が作業する、という流れでしたが、2年目になって、私がお客様と直接話して決めたことを、先輩に報告して進めていくようになりました。大きく成長しましたね(笑)

 

 

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後編では、Legolissの魅力やデータマーケ女子になって良かったこと、これから身につけていきたいスキルについて、お届けします!

【Legoliss社員インタビュー】入社2年目のデータマーケ女子に聞いてみた。<後編>

 

 

動画広告ソリューション「ZEFR」がインフルエンサー出演動画制作パッケージ「CreatorsTV」で活用可能に

【お知らせ】
 
BitStar様と連携させていただき、動画広告ソリューション「ZEFR」をインフルエンサー出演動画制作パッケージ「CreatorsTV」でご活用いただけるようになりました。

【YouTube公認の動画広告ソリューション「ZEFR」とBitStarが連携。インフルエンサー出演動画パッケージ「CreatorsTV」での活用が可能に】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000015232.html

ご興味ある方はぜひお問い合わせお待ちしております。

「Priv Lab」に、Legoliss Webセミナーのレポートが掲載されました

【メディア掲載のお知らせ】

プライバシーテックの最先端をリードするメディア「Priv Lab」にて、6月にPriv Tech社様、アンダーワークス社様、One Trust LLC様、TMI総合法律事務所様と開催させていただいたWebセミナーのレポートが公開されました。

これからのCMPの必要性についてお話しをさせていただいております。

ぜひ、ご一読ください。

「Pivot Tokyo」に、マーケティングディレクター 田中毅のインタビュー記事が掲載されました

【メディア掲載のお知らせ】

 

「Pivot Tokyo」にて、マーケティングディレクター 田中毅のインタビュー記事が掲載されました。

Legolissの今後のビジネス展開や自身が今注目しているビジネスモデルについてなど、お話しをさせていただきました。

ぜひご一読ください。

【9/28-9/29開催】国内最大規模の「動画×ビジネス」イベント『VHS』に登壇します

【オンラインイベント登壇のお知らせ】

「ビジネス×動画」にフォーカスした国内最大規模のオンラインイベント「VHS - VIDEO HELPS SOCIETY」に、取締役/プロダクトソリューション事業部管掌の中嶋賢(ケニー)が登壇いたします。

コンテキストターゲティングが可能な動画広告配信ソリューションZEFRの効果について、認定パートナーのADKマーケティング・ソリューションズ アドテク本部 プラットフォーム&アドプロダクト局 第1プラットフォーム&アドプロダクトグループ/グループ長の福原夕佳様と一緒に、事例を含めお話させていただきます。

ご興味がございましたら、ぜひご参加をお待ちしております。

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「動画×ビジネス」の可能性を探る2日間!
国内最大規模のイベント『VHS(VIDEO HELPS SOCIETY)』


動画制作/動画広告/動画テクノロジーを主たるテーマとし、ビジネスにおける動画の具体的な活用事例、それを支える手法やテクノロジーなど、10のセッションを予定しています。

【開催概要】
名称 :VHS - VIDEO HELPS SOCIETY
会期 :9月28日(火) 〜29日(水) 13:00〜16:00
開催形式 :オンライン
参加費・参加方法:無料・事前申込制
事前登録ページ :https://event-vhs.com/

主催 :VHS実行委員会

【Legoliss講演】
<タイトル>
ADK×ZEFRで実現!YouTube動画広告の成果を高める、コンテクスチュアル配信とは
<概要>
クッキーレス時代に向け、様々な対応策が検討されている中、今注目を集めているのが、動画の内容を解析してコンテンツに沿った広告を表示するコンテクスチュアルターゲティング。ブランド文脈に最適なターゲティングを実現する、ZEFRによる動画広告配信の効果とは。ZEFRの認定パートナーである、ADKマーケティング・ソリューションズ様と一緒に、4月に販売開始してからの傾向とともに事例をご紹介します。

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データチームが売上貢献の為にやっていること~テレビ東京コミュニケーションズのデータ活用事例~

株式会社テレビ東京コミュニケーションズ 様

テレビの視聴時間が年々減ってきている中、見逃し配信サービスなどインターネット媒体での番組視聴は好調です。見逃し配信サービス「ネットもテレ東」を運営する株式会社テレビ東京コミュニケーションズ(以下、TXCOM)は、サービスから取得した視聴者データをプライベートDMPに集約して蓄積し、データの活用を図っています。

今回、同社メディア事業開発本部の今田智仁さまと芹澤舞耶さまに、「データチームが売上貢献の為にやっていること。テレビ東京の事例を公開」と題してデータ活用の取り組みをお話しいただきました。

<話し手>
今田 智仁さま
株式会社テレビ東京コミュニケーションズ
メディア事業開発本部
データ・UXデザイン部シニア・マネージャー

芹澤 舞耶さま
株式会社テレビ東京コミュニケーションズ
メディア事業開発本部
データ・UXデザイン部

<聞き手>
株式会社Legoliss
データマーケティング事業部 データアナリスト
音嶋 健斗

テレビ東京グループのデジタル担当、TXCOM

TXCOMは認定放送持株会社「テレビ東京ホールディングス」の100%子会社で、テレビ東京グループ全体のデジタル戦略を担っています。

今回は、TXCOMが運営するテレビ番組の見逃し配信サービス「ネットもテレ東」でのデータ活用例をメインにご紹介します。

「ネットもテレ東」は、PC・スマホ・タブレットやFireTVなどを経由したテレビデバイスから視聴できる広告付きの動画配信サービスです。2015年にサービスを開始し、月に140以上の番組を配信。自社サービスだけではなく、TVer、GYAO、ニコニコ動画、YouTube等の他プラットフォームでも動画を配信しています。

視聴者の可処分時間はデジタルへシフトしている

消費者がテレビに費やす週平均時間は年々減少傾向です。一方、この10年でスマートデバイス(スマートフォン+タブレット)に費やす時間が著しく伸びています。スマートデバイスとPCを合わせたデジタル媒体との接触時間は、テレビを超えました。

 

ただテレビ局もこの状況に対して手をこまねいているわけではないです。良質なコンテンツをYouTubeなどのプラットフォームへ提供するとともに、民放5局で立ち上げたTVerや各局独自の動画配信プラットフォームで配信を始めています。

テレビ東京では、誰でも無料で視聴できる見逃し配信サービスとして「ネットもテレ東」や、月額課金サービスの「テレ東BIZ」を展開中です。

今までテレビであれば取得できるデータは限定されていたのが実情です。しかし「ネットもテレ東」をはじめとする動画配信サービスからであれば、様々なデータを取得できます。そこで今田さまたちは、インターネット媒体からデータを取得・集約してプライベートDMP(=CDP)を構築し、視聴者のデータ分析に従事しています。これが今回紹介するTXCOMとLegolissによる取り組みです。

データ活用プロジェクトの5つの取り組み

TXCOMとLegolissによる、データ活用の取り組みの概要を以下に示します。

1.プライベートDMP構築

前述の通り「ネットもテレ東」ではTVerなどの他社プラットフォームにも動画を配信しています。ばらばらに取得されたデータを1カ所に集約し、データ分析やマーケティング施策に利用できる状態にするためにプライベートDMP(=CDP)を構築しました。

2.マーケティングダッシュボード構築

集約したデータは、そのままでは人が見るのに適しません。CDPに集約されたデータを可視化し、社内の人が把握・共有しやすいよう一元表示できるダッシュボードを構築しました。ダッシュボードにはTableauやGoogle データポータルを活用しました。

3.サービス間のユーザー行動を可視化

「ネットもテレ東」以外の自社サービスも含めてユーザーがどのような行動をしているかもデータを取り、可視化しました。

4.外部データを接続

自社で取得したデータと外部メディアから取得したデータを突合し、分析できるようにしました。

5.サービスのグロース活用

CDP内に蓄積したデータを、サービスを成長させるための様々な施策に活用します。これがCDPを構築する一番の目的です。

取り組みは2017年11月に始まり、Legolissはデータ取得の段階から3年以上伴走しています。上図でいうと一番左からです。

両社の役割分担は基本的に、Treasure Data CDPやAmazon Redshift、Tableauなどのツールでデータを抽出・加工して可視化するまでをLegolissがメインで担当し、事業開発や代理店のディレクション、他部署連携などをTXCOMが担当する形になっています。

3年以上の期間を伴走し、今では音嶋氏もテレビ業界の知識やデータのクセに詳しくなってきました。

「依頼した通りのSQLを納品してくれるだけではなく我々が後で分析しやすい形で送ってくれたり、BI ツールで可視化して読みやすくしてくれたり、外注作業というよりはまさにパートナーという形で参画していただいているのは非常に助かります」(今田さま)

売上貢献につながるデータ活用事例

ここからは、 CDPに蓄積したデータの具体的な活用事例を3つご紹介します。

事例1:番組プロファイルシートを作成し営業に活用

CDPには様々なデータが蓄積されています。自社サービスから取得したデータと外部サービスから取得したデータは一意のIDや広告識別子などの識別用データによって突合し、属性などを付与しています。

TXCOMではこれらのデータを元に、配信番組の視聴者がどのような属性を持っているかをプロファイルシートにまとめ、広告営業に活用しています。

たとえばビジネスマンをターゲットにしている広告主に提案する場合、これまでならば経済関連の番組への広告出稿を提案していたかと思います。しかし視聴者のデータをシートにまとめることで、実はバラエティ番組にもビジネスマンの視聴者が多いとわかる場合もあります。

このように視聴者のデータを営業に活用し、これまでとは違った切り口での広告提案が可能になリました。

事例2:インタラクティブ広告によるブランドリフトサーベイ

「ネットもテレ東」内のインストリームで配信される広告は動画広告ということもあり、ダイレクトレスポンス型の刈り取り広告ではなくブランディング広告がメインです。

そのため広告主は、「どのような人に広告が見られたのか」「その結果、どの程度態度変容が起こったのか」を気にする傾向にある。どのような人が見ているかのデータは、前項のプロファイルシートで提供可能です。

態度変容の調査には大きく分けて2つの方法を採用しています。ひとつは調査会社に依頼し、広告接触者と非接触者にアンケートを取る方法だ。調査会社には広告の接触者と同じ条件での非接触者のデータ(コントロール)を抽出するなどの調整を行っています。

もうひとつは、インストリームの動画広告内にアンケートを表示する方法です。アンケートの回答結果はリアルタイムにCDPに落とし込まれます。この方法ならば、態度変容のデータも広告配信と同時に取得できます。

事例3:LTV算出による広告費のアロケーション

これまでできなかったことがデータ活用により可能になった一例が、LTVの算出とそれによる広告費の最適化です。

TXCOMでは見逃し配信サービスの利用者を増やすため、視聴用アプリのインストールを促す広告を実施しています。どのメディアに出稿した広告から流入したかという流入経路データとその後の視聴データを掛け合わせて分析し、インストール後の動画や広告の視聴回数等をLTVとして算出しました。下図はそのイメージです。

広告からのインストール数しか見ることができなければ、単純にCPI(Cost per Install)が低いメディアBに広告費を多く投下する判断します。しかしインストール後のLTVまで見ることで、CPIは高いがLTVも高く元が取れるメディアAにも広告費を投下すべきだと見抜くことができます。

これまで分断されていたデータをCDPに集約することで、複数のデータを掛け合わせて顧客を分析できるようになりました。その結果、正しい判断をすることが可能になった良い例です。

データ基盤となるTreasure Data CDPの使いやすさ

今回紹介しているCDPの構築には、Treasure Data CDPを使用しています。今田さまはTreasure Data CDPの使いやすい点として次の項目を挙げました。

24時間サポート

Treasure Data CDPは24時間体制でチャットサポート(英語)を行っています。深夜の作業中に分からないことが出てきた場合には非常に頼りになります。今田さまも実際に「データ分析ではまってしまって深夜になってしまった」経験があるといいますがその際もサポートを活用して解決しました。

スプレッドシート連携

今田さまはデータ分析の際にBIツールも利用するが、最後はエクセルやスプレッドシートに出力することも多く、CDPとスプレッドシートの連携しやすさは重要なポイントだといいます。
「エクセルでのデータ分析に慣れたマーケターには非常に使いやすい」「エンジニアにとってはもちろん、そこまでエンジニアリングに詳しくないマーケターにとっても非常に使いやすいと思います」(TXCOM 今田さま)との見解です。データを日ごとにスプレッドシートに出力し、シート上にグラフを作って分析するなどの活用をしています。

その他にタグの汎用性やワークフローで簡単に毎日処理を実行できる点などが挙げられました。

音嶋は「インフラ部分の保守運用はトレジャーデータが面倒をみてくれるので、分析やその後の事業開発に集中できるのが魅力」との所感が挙げました。

取り組みを行っているTXCOMとLegoliss両社だけではなく、CDPサービスを提供するトレジャーデータも含めた3社がSlackで連携しており、コミュニケーションはスムーズです。大きいタスクはBacklogを使って管理し、やり取りのログは基本的にデジタル上に残すようにしています。

「コロナ禍でリモートワークが続き、本日音嶋さんにお会いするのは初めてなんですけれども、これまでの1年ほどのやり取りで特に問題になっていることはありません」(TXCOM 芹澤さま)

これらの取り組みにより、最も大きく変わったのは社内の意識だ、と今田さまは語ります。同社の上層部も含め、「データを活用する」という意志が社内全体で統一され始めてきているといいます。

今後は「データの質の向上」や「機械学習」にも取り組む

両社の取り組みは現在も続いている。今後も様々な施策でデータ活用の幅を広げていく予定です。その中から2つをご紹介します。

データの質の向上

以前データの分析中に、深夜の男性ウケするようなバラエティ番組で30代女性の視聴が一番多いという結果が出たことがありました。意外な結果なので分析を進めてみると、実は使用した外部データに30代女性が多く、突合したデータ自体に偏りがあると分かりました。ウェイトバックでデータを補正したところ、20代男性が多いという結果になりました。

このエピソードから分かるのは、データ自体に間違いはなくてもデータの特性や偏りまで考慮しないとミスリードした結果になってしまうということ。データの質を上げると共に、データの読み方の質、つまり分析担当者のスキルも上げなければなりません。

機械学習を用いた属性予測や在庫予測

IDFA(iOS端末の広告識別子)の仕様変更やGoogleによるサードパーティcookieの規制により、データの突合に使用するIDが取得しにくくなってきています。今後は社内のデータと外部データを突合できない状況が発生する可能性があります。

TXCOMではそれに備えて、正解データを基にしてデータを拡張する機械学習にも取り組んでいます。これまでの視聴者データから学習し、番組視聴履歴から視聴者の属性を推定するモデルを構築します。

※標の数値はダミーとなります。

この他に、機械学習による広告在庫の予測モデルの作成にも取り組んでいます。imp保証型の広告販売ではオーバーimpにならないよう抑えて販売せざるを得ないが、広告在庫の予測ができれば実際の在庫に近しい形で販売が可能になります。

これらを実用化するには、機械学習モデルの精度向上が不可欠です。「色々なモデルを試す中で、最適な成果率の高いモデルを作成することができそう」(TXCOM 芹澤さま)。

最後に:デジタルメディアの運営にはデータ活用が必須

テレビ局だけではなく、いわゆるトラディショナルメディアと言われる従来型のメディア企業ではデジタル化が遅れていました。しかし自社が抱えている課題を直視し、変わろうとする企業も出てきています。TXCOMもそのうちの一社です。

「テレビ業界はデジタル業界と比較して、斜陽産業という印象を持たれがちだが、デジタルやマーケティング、データ分析の観点で手をつけられていないことが多いだけで、保有するコンテンツの豊富さ、制作能力の高さなど強力なアセットを持っています。見せ方や改善次第では圧倒的存在感を示すことができるのではないか。メディア企業として今後ますますデータの活用は必須となっていきます」(TXCOM 今田さま)

 

<事例紹介>

和歌山県白浜町 様
1ヶ月で町の混雑状況の可視化を実現!データ活用による地域貢献を見据えた、自治体の取り組み

サッポロビール株式会社 様
サッポロビールがデータドリブンで挑む「顧客理解の取り組みとは?」

ホーユー株式会社 様
マーケティングにおけるデータ活用の大きな支援に

株式会社WOWOWコミュニケーションズ 様
自社でのデータ分析・可視化が実現!新たな施策が可能に

キャノンマーケティングジャパン株式会社 様
データを活用した“一気通貫”のマーケティング施策が実現