データを活用して交通広告の新しい価値を生み出すための実証実験を実施 ~Wi-Fiアクセスポイントなどのデータから広告に接触する人数を推定して広告価値を算出~

2019年5月13日
株式会社東急エージェンシー
ソフトバンク株式会社
シナラシステムズジャパン株式会社
株式会社マイクロアドデジタルサイネージ
株式会社Legoliss

株式会社東急エージェンシー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:澁谷尚幸)、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内謙)、シナラシステムズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役兼CEO:細谷正人)、株式会社マイクロアドデジタルサイネージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:穴原誠一郎)および株式会社Legoliss(本社:東京都渋谷区、代表取締役:酒井克明)は、交通広告の新しい価値を生み出すために、Wi-Fiアクセスポイントなどのデータを活用する実証実験を2019年5月下旬から実施します。

実証実験の開始に先立ち、統計的な処理によって十分に匿名化を施した「ソフトバンクWi-Fiスポット」のデータなどを活用し、東急線の主要駅に設置されている8カ所のデジタルサイネージの広告視認可能者数を推定して、各広告の価値を算出しています。

これにより、広告出稿を検討している広告主に対して、広告視認可能者数を予測するためのデータを提供することで、広告の到達数を基にしたプランニングが可能になります。また、従来の商品設定とは異なる、放映時間を分割した放映時間帯指定枠での広告販売を実施して、その枠をご購入いただいた広告主に、掲出期間中の広告視認推定者数や推定属性などのデータのリポート提供も行うことで、今後の交通広告の出稿を検討するための参考データとしてご活用いただけます。

今回の実証実験で、これまでの交通広告が抱えてきた広告接触および視認状況の可視化といった課題の解決を目指すとともに、今後はデジタルサイネージと連動したスマートフォンへの広告配信をオプションとして用意するなど、交通広告マーケティングのさらなる発展に寄与するためのさまざまな施策を検討していきます。

<実証実験の概要>
1.期間:広告販売開始時期:2019年5月下旬
(広告掲出期間:2019年9月2~29日)
2.対象媒体:東急線の主要駅に展開しているデジタルサイネージ(計8カ所)
【対象】TOQサイネージピラー東急百貨店東横店2階、TOQサイネージピラー田園都市線渋谷駅
    TOQサイネージピラー東横線渋谷駅ヒカリエ改札前、TOQサイネージピラー東横線横浜駅
    TOQサイネージピラー目黒線目黒駅、TOQサイネージピラー東横線/目黒線武蔵小杉駅
    TOQサイネージピラー東横線/大井町線自由が丘駅
    TOQサイネージピラー田園都市線/大井町線二子玉川駅

3.各社の役割
●株式会社東急エージェンシー
メディアレップ、実証実験主体会社
●ソフトバンク株式会社
 ソフトバンクWi-Fiスポットの提供、統計的な処理によって十分に匿名化を施した当該データの提供
●シナラシステムズジャパン株式会社
 位置情報プラットフォーム提供、スマートフォン広告配信
●株式会社マイクロアドデジタルサイネージ
 デジタルサイネージ配信プラットフォーム提供、ウェブ系代理店申込窓口
●株式会社Legoliss
 フィジビリティスタディー担当会社、ウェブ系代理店申込窓口

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