LINEサービス『ハナクル』の花贈りで、日本の花需要の拡大へ

HANAイノベーション株式会社 様

2013年創業、花の流通量を拡大させることを目的とし、人と花をつなぎ“感動をデザインする”花の企画会社であるHANAイノベーション株式会社様のLINEを利用したサービス『ハナクル』の開発をLegolissが担当いたしました。ハナクル誕生までの背景やLINEサービスの魅力など、ご担当者の太田春菜さんにお話しを伺いました。

花業界の危機…『花男子プロジェクト』がスタート

HANAイノベーションの本社がある愛知県は、56年間日本一の花の生産地であり、日本の花文化を支えてきた地域です。20年ほど前は日本は花の生産量が世界一だったこともあり、花業界はとても活気あるものでした。しかし景気の低迷とともに市場は下がり、花需要は減少。輸入花の増加による国産の花離れが進む中で「このままでは国産の花の需要が低下し続けるのでは…」という危機感を持ち、「日本で何か新しい花の需要を作っていく取り組みができないか」と考えました。
そもそも日本人男性は、“恥ずかしさ”などから花を贈るという習慣があまりないため、花屋、生産者である農家、流通に関わる卸業社が一致団結し、男性の花贈りを日本でもっと広めていく活動『花男子プロジェクト』を2011年11月11日にスタートさせました。

LINEを利用して花を贈るサービス『ハナクル』の誕生

日本一の花の生産地である愛知県では、予算をつけて花のプロモーションをはじめたり、その1年後には愛知県が県をあげて「花の王国あいち」という花のプロモーションをスタートさせたり、その後は、国が花き業界を救うための花きの振興に関する法律を定めたりと、年々行政を巻き込みながら色々な活動ができるようになりました。ですが、花の活動に注力はしてはいるものの「花はいいね」から「花が必要だから買いに行こう」というところまでのハードルはまだまだ高く、花屋の売上を伸ばすことも容易なことではありません。そのハードルの高さを何かしらの形で払拭してあげなければ、男性の花贈りを広めることも、購買層を増やすことも難しいと考え、以前から繋がりがあったLegolissがLINEを利用したサービスを展開しているというお話しを伺い、LINEを利用して花を贈るサービス『ハナクル』が誕生しました。

1回の登録のみで、毎年大切な記念日に花を贈ることが可能

日本人男性が花を贈れない理由は、“恥ずかしい”以外にも、働き盛りのサラリーマンは「花屋に行く時間がない」や「花屋を知らない」、「記念日を忘れてしまって買いに行くことすら頭にない」など、さまざまです。このような課題は店舗の花屋では解決できないですが、LINEサービスなら解決することが可能です。利用者はLINEでハナクル(@hanakuru)を友達登録し、お誕生日や結婚記念日などの大切な記念日を登録。あとは初回のみ送り先の情報やクレジット情報などを登録しておくだけです。記念日の2週間前にハナクルからリマインド通知が届き、生産者の皆さんが愛情込めて大切に育てたお花が、産地直送&新鮮な状態で贈られます。もちろん発送予定のお花は写真でチェックもできます。LINEなら、忙しい合間でもいつでもどこでも簡単に注文ができ、お店に買いに出かけたり、ネットで探したりしなくても大丈夫です。
またハナクルの最新情報などをLINEメッセージで送ることもでき、利用者とコミュニケーションを取ることも可能に。この便利なLINEサービスのスキームをLegolissに開発していただき、技術面でサポートをしていただいています。

LINEを利用した花を贈るサービスで、人と花が“つながる”

ハナクルの男性利用者からは「一度利用してみたらとても便利だった」というお声をたくさんいただき、お友達のお誕生日や母の日などに利用される女性の方も多いです。また昨今はコロナ感染の影響で、花屋に行くことさえできない状況でもあることから、自宅にいながらLINEで簡単に注文ができるので喜ばれています。
以前までは、花屋と消費者の間に距離感を感じることが多く、消費者は花屋を知らず、花屋はたくさんある花屋が知られていないことへの悩みを抱えていました。ですが、ハナクルを通して、花屋と消費者の関係がぐっと縮まり、さらに“つながり”を実感しています。登録してくださっている利用者と花屋のつながりを感じられるのは、LINEサービスのメリットであり、ハナクルの魅力だと考えています。
また利用者側のメリットは、何と言っても手軽さ。アプリのダウンロードなどの手間がなく、大切な記念日を忘れずに、手軽に花を贈ることができるところです。

ハナクルで花贈りの“体験価値”を届ける

ハナクルでは、コロナ感染の影響で今年の3月に卒業式を迎えられなかった子どもたちに送料無料で花を届けることができるサービスや日々国民のみなさまのために頑張って働いてくださっている医療機関の方々へ「ありがとう」や「お疲れ様」の感謝の気持ちのメッセージを添えた花を贈ると、購入額の20%が医療機関に寄付される「#ブルーフラワーリスペクト」といったサービスも展開しました。
花贈りは、花を贈る側も贈られる側も幸せな気持ちになるものです。ハナクルでは、そんな体験価値をこれからも全国のみなさまに届け、さらに「花贈り文化の普及」「花贈り体験の増加」「花農家の活性化」を目指して今後もよりよいサービスを提供していきたいと考えております。